Client : dpj
Staff : Taigo Kawaguchi,Takeshi Komatsuzaki
Music : Yu Kadowaki “Koe”
Camera,Edit,Color Correct,Director : Mile Nagaoka.

00:47 Voice of Coffee shop
02:56 Voice of Sudachi farmer
04:02 Voice of Ramma sculptor

 

以下、民主党の「日本を良くする47のアイデア」のために書いた記事を

全文掲載します。

 

「スローなドットに、つきあうこと。」

 僕から「日本をよくするアイデア」という、たいそれたものが出せるかは甚だ疑問ですし、ユニークな政策案や現状の問題点の改善策等々は僕の身に余るので、その前提となるであろう部分についてのみ指摘することにします。
東京から四国の中山間地へとiターンで移住した者として、またドキュメンタリー映画を作りながら、あちこちの「辺境」へ日常的に赴いている者として日々思うのは、「截然と隔てられている都市と田舎の垣根を超えて実際に足を踏み入れるべきである」ということです。今、猫も杓子も「ローカル、ローカル」の念仏を唱えているような印象がありますが、注意しなくてはならないのは、ただ足を踏み入れるだけではほぼ、意味がないということです。美味しいものを食べるためや、物見遊山や、パワースポット見物や、アウトドアスポーツのためだけでは、田舎に行く本当の意味/意義を取り逃がしているように思える。その地で生息している人々(特に年配の方々)の横を素通りするのではなく、或は自らを「都会からやってきたそこそこ見識がある人物」と規定して上から目線で接するでもなく、「厳しい自然環境で生き抜くことに対しては、何にも知らない(ある種愚鈍な)者」と再規定して、彼ら(そして彼らの先祖たち)が、その環境で如何に生き延びてきたか、食料や燃料をどうしてきたか、災害に対してどのように対処してきたか等々を、謦咳に接するレベルではなしに、真摯に「自分ごと」として尋ねたらいいのだと思います。
そのサバイバビリティというか、暮らしの質の深さに、まーびっくりすると思います。ですが、そういう無形文化の束のような「情報」にアクセスする人はあまりいません。そこに価値を見出していないからだと思います。(むしろ自説を誇らしげにぶったりする光景をよく目にします)それらは、現代のセンスからすると、とてもスローで、バグが多く、フィルターが幾重にもあって、あまりにも冗長なものに感じられます。その無数のドットは、採算とか効率とか、そういうものの外にあると思います。が、それと向き合ってみて線を結べた瞬間、自分の中でいろんな解決がある。そういうものこそが、日本人がこれまで生み出してきた「アイデアの蓄積」のはずですから。
去年僕が製作した映画『産土(うぶすな)』では、そのような地方都市から車(船)で1時間から2時間程度という「ちょっとだけ向こう」に入っていきました。ちょっとだけ、といいつつ、ものすごい険しく細い、荒れた道を通っていきます。僕がそこで目にしたのは、2000年代に生きている感覚からいうと、フィクションかと思うような世界でした。例えば、日本で一番人口の少ない町と云われている山梨県の茂倉という山の上にある小さな集落では、村人らによる雨乞いの儀式を見ることが出来ました。偶然かもしれませんが、儀式を終えた直後、雨が降ってきました。雨乞い等という古めかしいものは、現在はあまり探すことはできないという思いますが、昔は日本のあちこちで日照り対策としてやっていたと知ってはいました。しかし、ただ話しだけだと、『日本昔話』を見た時のような心象しか芽生えないのです。が、実際に目にしてその本気さが理解できました。それは気休めではなく、本気だったということが。つまり、それまでの日本人には、天に向かって雨を祈るということは、必然的行為だったということが。また沖縄最大の聖地と云われる久高島では、暮らしの中にリアルに息づいている人と神の関係も垣間みてきました。彼らの墓地に対する禁忌の意識や、神聖な海蛇に対する敬虔をつぶさに見てみると、自分の価値観のセンスが揺れ動きました。彼らが、自分とは違う世界に生きているように感じました。明らかに、自分とは違うものを見ているという感覚です。
山に行っても、海へ行っても、その場の人々から感じるのは、敬虔というか畏怖の感覚の強さです。「目に見えない何ものか」とどうつきあっていくのか、ということです。今は獣害駆除の対象でしかない獣たちは、かつては多くの山や里で祈り崇めるべきカミでした。また本来、土地というものは人間が容易に切り取って売買できるものではなく、「地霊」というか、土地のカミが支配しているものでした。ゆえに今でも地鎮祭をし、供え物をし、子供が生まれたらお宮参りに行き、初詣にも行きますが、その元々あった霊性というか、畏怖がかなり薄まってき、レジャーになってしまっています。物見遊山で行った先を汚して帰るのは、そこに目に見えないものを意識しないからです。ゆえにタブーを犯し、誰かが大切にしているものを、ただのスクラップのように扱ってしまう。また「限界集落」という言葉でジュッパヒトカラゲに括って、それで理解したつもりになってしまっている。この『ローカルライン』でも取り上げたように、道の先に赴いて、そこに滞在してみれば、その念仏がいかに机上のものか恥じるのではないかと思います。そこは多様であり、これまでの多種多様なアイデアが蓄積されているのであって、容易に「廃村」や「合併」といった効率的解を出していいものではないのです。地名には意味があり、由来があり、物語がある。目に見えないものを人が敬い、ネーミングし、デザインしてきた経緯がある。
そういうストレージされてあるものを見聞きし、現在のレイヤーと重ねて見た時に、初めて疑問に思うことがあります。そういうことを結んでマネージしていくものが、「本来の政策」であるはずですが、「現場の声が届かない」とインタビューにもあったように、それは捨象され続けています。俯瞰的・合理的に物事を見ることは当然大事ですが、それからざっくりと捨象されてスクラップとして忘れ去られていくものの重要性に、人は気づかなければいけないと思います。ここでは省略しましたが、山で暮らしてみると山と森の問題の根深さ、深刻さに、目の前が真っ暗になるような感覚を覚えることが日常的にあります。あたりまえのことをいうようですが(たぶんあたりまえのことだけに真実味があるのだと思いますが)、一人一人の国民が、スローと思えるドットにアクセスしていき、目の前で/或は「ちょっとだけ向こう」で、起きていることを自分の問題とすることが、もっともベーシックかつ有効な解ではないかと思っています。
ながおかまいる
1979年千葉県うまれ。活動寫眞家。2010年に東京から徳島県神山町に移住し、「長岡活動寫眞」を屋号に、四国中心の企業映像などを制作する傍ら、様々な辺境に赴きドキュメンタリー映画を制作している。

 

 

2 8月 ’13 Client Works

mt makimaki

 

mt wrap

 

クレジット:

 

クライアント:カモ井加工紙株式会社

エージェンシー:セーラー広告株式会社

企画、アートディレクション:ドリームネットワークアクティビティ
制作:長岡活動寫眞

撮影・色編集:長岡参 編集:川口泰吾

 

30 7月 ’13 Client Works

呼ばれず飛び出ずじゃじゃじゃーん、ということで トルコのedelkrone(エーデルクローン社)のポケット・リグがはるばる到着しました。

どんなものか、まずは、映像を紹介しておきませう。

 

 

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26 7月 ’13 mileblog

プラットイーズが神山に作ったサテライトオフィス『えんがわオフィス』の
着工から、完成間近までを追った映像です。

 

MUSIC “YOU DRAW, I SWIM” BY ANTENNASIA

撮影 : 長岡参/ 川口泰吾

編集 : 長岡参

 

16 7月 ’13 Client Works

 

神山の大粟山の上にできた新しい歯科医院の紹介V。

クライアント:誉建設

撮影・編集:長岡参

参考:COCO歯科

 

9 5月 ’13 Client Works

table しつらえ編 from Mile Nagaoka on Vimeo.

ホマレノイエBrandのコンセプトハウス“table”のIDEEによるしつらえができるまでの映像を制作しました。
Table Concept Movie 建てる編も合わせてご覧ください。

タイムラプス、ディレクション、編集:長岡マイル

クライアント:誉建設 homare-web.com/

 

29 4月 ’13 Client Works

福井人が集まって作った本の動画づくりに、ちょっとだけお手伝いさせていただきました。
撮影に行くことができないので、みんなにiPhoneで動画を撮ってもらい、それを繋ぎ、素材をもらって編集したものです。ちなみに対面での打ち合わせは、ゼロです。

プロデュース:内田友紀、Rui Iguchi
撮影:福井人制作委員会
編集:川口泰吾
ディレクション:長岡マイル

クライアント:福井人制作委員会
COMMUNITY TRAVEL GUIDE issueplusdesign.jp/project/CTG/

29 4月 ’13 Client Works

夏に四国ワークショップ映像を制作した、カモ井加工紙/mtの新ブランド「mt casa」の映像を制作しました。

パリでの展示会向けに、英語版のコンセプト映像、実際のテープの使用方法を紹介したHow to映像を、短・中・長の3タイプづつ制作。

イベント後は国内での展示やショップ等々で使用される予定です。mtのサイトに大きく載せられているのでチェックしてみてください。

 http://www.masking-tape.jp/

 

●コンセプト映像

mt CASA コンセプトムービー from Mile Nagaoka on Vimeo.

●How to 映像

mt CASA ハウ・トゥー from Mile Nagaoka on Vimeo.

 

クレジット:

クライアント:カモ井加工紙株式会社

エージェンシー:セーラー広告株式会社

企画、アートディレクション:ドリームネットワークアクティビティ
制作:長岡活動寫眞 撮影、監督:長岡参 編集:川口泰吾

 

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20 2月 ’13 Client Works

o_35_wpbook

 

ホマレノイエ 『おうち通信 35号』デザイン

AD : 長岡マイル

挿絵、表紙絵 : 長岡ヤスヨ

 

 

「日本に歸(かえ)る」

このキャラバンの内容を、一言で表すならばそうなるのかもしれません。
実際に正月で里帰りされた方も多いでしょうし、そうでない方も多いでしょう。
ですが、その「故郷」の近辺に、都市伝説や噂や「・・・らしい」とか、言われているような場所がないでしょうか。

日本という国は、ほんとうに多様な国であると、このキャラバンを通して感じました。飛行機に乗ってしまえば、ただの点景か雲の下としてしか認めない、三・四時間程度で北から南まで行き来できてしまうような小さい国ですが、その点景に赴き、参詣してみると、想像を絶するくらいの深みと、違いと、類似性があります。

それは、「ちょっとだけ奥」だったり、「このトンネルを抜けた先」だったり、
「あそこの山の中」だったり、「遠くに見える島」だったりするはずです。
行こうという意思を持てば、そんなに難しくはないところです。

そういう「僻地」や、「秘境」もたしかに僕たちの国であり、連続した道の先にあります。そこに知らなかった方言があり、もの凄い祭や面白い形のお面や装束があり、踊りがある。鹿やタヌキやイノシシや熊を狩り、様々な山菜や自然の恵みを頂く文化がある。それらが、本来僕たちの文化的拠り所とするべき「日本」だったのではないかと思います。

その土地ゝゝが苦しんでいます。ご承知のように高齢化、過疎化、そして獣害です。
又、山に住む人々にとっては、この30年たらずの「森の放擲」によって起こる、
生命の危険につながるような様々な災害が起こりつづけててもいます。
それは、僕らにとって無関係ではないのです。それは「ちょっとだけ向こう」で起きているのです。

「過疎」あるいは「限界集落」と表記すると、そこに塗炭の苦しみや、孤絶された悲壮感のような印象を抱きますが、実際に「ちょっと先」へ踏み入れてみると、そこには楽しみや笑いやありえないほどの思いやりや暖かみがありました。しかし、その人たちの闊達さの裏にひそんでいる孤独は、とても深いとも感じもしました。

今回五人の海外(フランス、イギリス、ニュージーランド、マレーシア、シンガポール)の個性あふれる優れた作家たちと、北は山形から南は沖縄まで旅をしてきて、
僕はそういう「日本」が、本当にかけがえのない、貴重な、守るべき、受け伝えるべき、愛おしむべき存在であると強く思うのです。

企画を作っている段階で、「結び目」という言葉が浮かびました。
自然と人、森と人、神と人・・・或は都会と田舎。そのような結び目を形作るための、様々な「糸」を拾い集め、探し求めてきたように思うのです。けっして完全ではありませんし、網羅もしきれていません。ですが、これは僕なりには、精一杯飛び回った記録なのです。どうなるかどうかは分かりませんが、できれば、今後も続けていきたいと思っています。

そんな映像のサワリを、ちょっとだけ見ていただきたいのです。

7つの地域を繋げた本編は、2月10日奇しくも旧正月の日に、神山の改善センターで上映します。お時間がある方は、ぜひ入らして頂ければと思います。

その後5つの別個のドキュメンタリー作品となることを目指して編集していくことになります。

Tokushima New Concept house “table” debut!! by Homarenoie. from Mile Nagaoka on Vimeo.

Timelapse & Directed,Edited by Mile Nagaoka.

Client : 誉建設  http://homare-web.com/

【制作ノート】

 

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18 12月 ’12 Client Works

sendagi

Art Direction, Produce :  長岡マイル

Logo/DM/Web Design : 市山麻衣子

Coding : 岡田実 (Net-Design)

 

東京の千駄木にあるその名も「千駄木空間」という

ギャラリーのロゴ、リーフレット、WEB制作を担当しました。

変更されたサイトはこんな感じ。

www.sendagi-kukan.com

 

 

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10 12月 ’12 Client Works, デザイン室